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古いデジタルカメラで写真散歩・寺巡り・歴史・仏教など…

56億7000万年後に会いましょう

ネタが尽きたので、久々の仏教ネタ…

先週土曜日に訪れた高野山の「奥の院」

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長い回廊
数えきれないくらいの墓標の数…


有名な戦国武将のお墓もあれば
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無名の人々の墓石が置かれています

一説によると数にして20万基ともいわれていますが、地面を掘ったら古い墓石が無数に出てくるので、総数なんて誰もわからないでしょうね…

墓石が風化して土になっても
その上に新しい墓石が建つ
それが1000年間以上繰り返されてきた…




墓標以外にもお地蔵さんの数も多いです
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微笑むお地蔵さん
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この奥の院は、一般的には「墓場」あるいは「霊園」なんて思っている方も多いと思いますが
実はもっと重要な意味があります
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墓石以外に数多くの「一石五輪塔(いっせきごりんとう)」が置かれています
これは墓石なんか建てられない、身分の低い人々が遥か遠方からやって来て置いて行ったもの…
先祖供養や親近者の供養のために危険を冒し、当時としては遥か遠い国から携えて来たと思われます
そしてこの奥の院にようやくたどり着き、この五輪塔を置いて息絶えたものも多かったでしょうね…
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空海が特に信仰したのが
「弥勒信仰(みろくしんこう)」

釈迦(ブッダ)がこの世から去って「末法」といわれる荒れた時代が始まります
そして56億7,000万年後に「第二のブッダ」として弥勒菩薩(みろくぼさつ)さんが、人々を救うために地上に降り立ちます
この世の三カ所で弥勒さんが降臨すると言われ、その一カ所がこの「奥の院」ということです

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奥の院の御廟で現在もなお修行している空海もそれと合わせて復活して、弥勒さんと共に人々を救済するということです

ですから56億7,000万年後はこの奥の院が、
武道館や東京ドーム顔負けの、弥勒さんと空海さんの有難い説法を聴ける
「救済オンステージ」
になるわけです!

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つまり奥の院で、墓石や一石五輪塔などで祀られている人々は、身分や老若男女問わず
56億7,000万年後の
オンステージを待っているわけです


ブッダが亡くなったのが通説では紀元前544年なので、細かく言うと56億6,999万7,442年になります


壮大な話です

しかしそれまで写真のキャラクター「こうやくん」を含め人類は存在するんだろうか…
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5,669,997,442年後に会いましょう!





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  1. 2024/04/23(火) 06:21:55|
  2. 仏教
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「諸行無常」

ネタが尽きたので久々の仏教ネタです

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ネットを色々見ていると、ある漫画が目に付いた…

「ヤンキーと住職」だって…


リンクを貼ります→リンク


「諸行無常」に対する解釈が優秀すぎて、ぐうの音も出ませんね…

この漫画を描いたのは、浄土真宗系のお寺のご住職だとか

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普通の解釈として、諸行無常は…
「世のすべてのものは、移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはないということ」なんて言わています
それだけだったら「ふ~ん」で終わってしまうのですが、この漫画では更に一歩先を考えて…

無常(はかないもの)→無常の世の中だからこそ私たちが生きていること自体が奇跡→だからこそ日々を大事にして生きていかなくてはならない
という解釈まで辿り着いている…


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私も色々な仏教の教えに関する書籍を買ったり、図書館で借りて読んできましたが、下手な仏教本よりもわずかなコマ数で教義の本質がすっと体の中に入っていくようだ…


久々にためになる漫画を見つけました


「無常」つまり移り行く世の中で、一瞬の刹那を収めようとしているのが写真
そしてそこにある「刹那=瞬間」が写真の原点的被写体であると思う
誰もが見て美しいと思う刹那を魅せるのも写真の一つですが、見逃しがちな瞬間を切り撮るのも写真の魅力だと思います

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諸行無常の世の中で、瞬間をこれからも切り取っていこうかな…



なんか難しい話になってスイマセン









  1. 2024/03/07(木) 21:28:25|
  2. 仏教
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「空」について考えた(今朝の早朝散歩)

今朝の早朝散歩にて


最近完成した高級マンション
入り口が高級ホテルかと思うくらいに豪華です
聞くところによると、最上階は「億ション」らしい
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朝の6時前はまだ真っ暗です

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JR姫路駅の展望デッキからお城方向を望む
何にも見えません
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商店街も人通りはまだ無し
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パーキングの「空」を撮る
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「空」を見て「般若心経」をまず思い浮かべる
私って変かな??

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「空」について考えた…

チョイ難しい話なのでスルーして頂いて結構です(笑)

「空」とは「何もない無い事」って思われがちですが、仏教的には「固定的実体」が無いという意味で捉えられています
例えば…
ここに男性が2名います
左の男性は右の男性に比べて背が高く太っています
右の男性は背は低く痩せています
しかし更にもう一人やってきて、左の男性より背が高く太っていたらどうなりますか?
背が高く太っている左の男性が「中くらい」の人に変化します
この男性たちに与えられていた「属性・ラベリング」が変化したことになりますね
属性や肩書などは状態、月日によって変化し固定的ではありませんね
男性たちの「背の高さ」・「太っている、痩せている」なんて細いラベリングが状況によって絶えず変化する
つまり「固定実体がない」
「空」という事になります



東の空が明るくなってきました
時間は常に動いていて周りもそれに合わせて変化していきますね
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絶えず変化する、移り行く世の中で
一つのことに拘り過ぎるなってことでしょうね
「空の思想」って



先週に続いて2週連続のコーヒー店
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今日はいつもの「マンデリン」をやめて「ハワイコナ」っていう、チョイお高めの豆を選びました

でもいつも「マンデリン」の方が自分には合うなあ…

ここは「拘り」を入れさせてください(笑)











  1. 2023/12/09(土) 11:03:05|
  2. 仏教
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誰もが持っている「枠」

今回は写真ネタが尽きて、久々に仏教ネタで少し長くなりますのでテキトーに流してください


先月、わが町の公民館で「人権学習会」が開催されました
市の教育委員会が用意したDVDを町内の住民に観てもらって共有するということです
今回のDVDは、今巷でよく耳にする「LGBT」についての内容

40分くらいのドラマで内容は…
20代の娘一人と夫婦の三人暮らしの一般的な家庭
ある日突然娘が「俺今日から『男』として生きていく、名前も変える」と言い出す
突然の告白で母親や父親はもちろん大きなショックを受ける
母親は「私は女として生んだのに何故急に男として生きていくの??」と…
娘は「これまで自分を押し殺して生きてきたのがどれだけ辛かったか…」と目に涙を浮かべて訴える…

娘が勤める会社ではそういったLGBTに関する理解が進んでいて、上司を含めスタッフ全員が理解、賛成しており、男となった名刺もすでに用意してくれている

色々な葛藤もあり、両親もLGBTに関する勉強を始め、理解が進んで最終的に「娘がどう変わっても自分が幸せになる道を進んでくれたら良い、笑顔になってくれればそれで良い」と最後は理解してくれる内容です

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私はこのDVDを観て、ふと「枠」という言葉を思い出しました

私と懇意にさせて頂いているあるお寺のご住職とのメールのやり取りで「誰にでも心の中に『見えない枠』があって、それに頼って生きているんですよ」というご住職の言葉を思い出しました
私が思うには、その「見えない枠」とは国家であり、民族であり、個々の思想であり、性別であり、年収であり、身分であり、肌の色であり…
だったら「そんな人を区別する枠なんて取っ払ってしまえばいいのでは?」と思うけど、枠を取っ払って「裸」になることは人々にとってはどれだけ恐ろしいことなのか…
恐れが怖いために再び「枠」に中に入って守られて安心し、他の人々を区別し差別をする
その枠に頼っているからこそ、世界中で紛争があり続けるんだなァとも思います
仏教ではその「枠」を取っ払うというということが最終目標(解脱ともいう)の一つと説いています


DVDの中で、印象的だったのが、母親が娘のことで会社の同僚に相談するシーン
母親「自分の娘なら誰だって『普通』に生きていってほしいと思うでしょう?」
同僚「今『普通』って言いましたけど、『普通』って何ですか?人それぞれ違う『普通』があり千差万別ですけどね」


学習会の最後で自治会長からDVDを見た感想を役員の一人として求められ、私はその時は抵当な感想を言ってしまいましたが…
あとでもう少し気の利いたコメント方が良かったかなとチョイ反省

学習会に参加していた町民の方で、少しお年を召した方の感想「娘さんの意思を尊重するのが当たり前なんでしょうね、そうすべきだと思います。でももし自分の娘がそうなった場合は、普通に女らしく生きてほしいとは思うでしょうね」
これが正直な感想なんだろうな…
もし私の息子二人が「女性として生きてきます」なんて宣言したらそのときはどうんるんだろう…


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観音菩薩…
観音さんは女性っぽい顔立ちすが、女性ではありません
では男性かというとそうでもなくて、中性というわけでもない
観音さんのような「仏」「菩薩」は仏教では”無記”といわれ、男でも女でもないとされており、性に関しては超越した存在であるといわれています

男性だとか女性だとか外観に拘るな
真理は内面にある


ということを観音さんは体で表しているんでしょうね

そう中身が大事なんでしょうね


いずれにせよ、これだけグローバルな世の中、考え方が広がってきたこの時代に、いつまでも「枠に囚われた考え」や「自分の思っている普通が当たり前」という考えを取っ払わないといけないなとは思いました…



  1. 2023/08/30(水) 18:11:27|
  2. 仏教
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卒業式(全力で過ごした学校生活)

久々の法話ネタです
テキトーに流してください

今朝、自治会の用事で小学校へ行ってきました
ほぼ毎週のように土曜日の午前中は地元小学校に行っております

体育館の中は今月行われる卒業式の準備で椅子や演台などが設置していました
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体育館の窓には在校生がメッセージを…
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あるアンケートで「思い出残る卒業式はいつでした?」に
●小中学校…39%
●高校…20%
●大学・短大…12%
●特にない…26%
だって…

子供の頃のほうが印象深いんだって
そして「卒業式で泣いたことはあるか?」の問いに、やはり「小中学校の卒業式で泣いたことがある」が圧倒的に多いそうな…

それは悲しいからか?
もう仲間と会えない寂しいからか?



あるお寺でのご住職が語っていた法話を思い出しました
「親しい人が亡くなって、いつまでも泣いたり悲しんだりしていたら『あなたがいつまでも悲しんでいると死んだ人はもっと悲しい、報われない』なんて言う人がいるけど私はそうは思わない、悲しんで良いんですよ。だって悲しみは『愛情の裏返し』ですよ。簡単に忘れちゃあいけませんよ。悲しみしみを抱えたまま生きていくんですよ、生きていくべきですよ誰だって…」

死んだ人を全力で愛した裏返しが「悲しむ」って感情ということか…

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従って卒業式で泣いたり悲しんだりするのは

毎日を全力で過ごした裏返し(証拠)なんでしょうね

日々を全力で生きる…
これは禅の世界では
「而今(にこん)に生きる」
といいます
今のこの一瞬一瞬を大切に生きていくという意味です

純粋に日々を大切に過ごしてきた子供達だから泣いたりするんだろうな…




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卒業生たちよ泣いていいんです
胸を張りましょう(^^)



と言いながら自分の記憶の中で、卒業式で泣いたり悲しんだりしたことなんて
無いなァ(笑)



  1. 2023/03/18(土) 19:18:23|
  2. 仏教
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プロフィール

yamamtso

Author:yamamtso
アマチュアカメラマン
toshiと申します

カメラ・寺巡り・歴史探訪
そして仏教…
探求してきたことや、
ふと思ったこと、出会いなどを
残像(Afterimage)として
残していこう。

古いデジカメばかりで
お見せするのが恥ずかしい
写真ばかりですがよろしく
お願いします

camera
Nikon:D40
Nikon:D810
FUJI:FinepixS3Pro
FUJI:FinepixS5Pro
FUJI:finepix 6800z
SONY:Cybershot DSC-P150

lens
TOKINA:ATX124PRO12-24mm
Nikon:SERIES E 35mmf2.5
Nikon:Ai45㎜f2.8P
Nikon:AiMicro55mmf2.8s
Nikon:AF50mm/f1.8
Nikon:AF18-140mmVR
Nikon:AF55-200mmVR
Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5
Nikon:AF28-80mmf3.3-5.6G
SIGMA:AF28mm/f1.8 ASFⅡ
SIGMA:AF24-105㎜f4ArtLINE
TAMRON:AF90㎜f2.8VC
TAMRON:AF70-300mm/f4-5.6
       etc

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