当てもなく生野町内をブラブラと…
JR生野駅構内の観光案内所で地図を貰ったがほとんど目を通さず。
観光客があまり通らない生活道を中心に歩く。
時折すれ違う自転車に乗った子供に「こんにちわ」と声を掛けられ、こちらも驚いて「こんにちわ」と返事する。すれ違う地元のお婆さんたちからも同じように声を掛けられ、温かい気持ちになる。
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5「うだつ」の残る旧家沿い
SONY:Cybershot DSC-P150石川醤油店…
SONY:Cybershot DSC-P150醤油の香ばしい匂いがします。
そうしていると観光客の一団が「トロッコ道って何処だっけ?」とウロウロしているのに出くわす。
生野銀山から掘り出した銀をトロッコに載せて運ぶ軌道跡があるみたい、ここで初めて観光地図を開く。
生野山系を源に流れる、2級河川である「市川」沿いにその「トロッコ道」があるみたいでそこに向かう。
歩いて10分、市川沿いに積まれた石垣にその軌道跡がありました。橋の上から写真を撮る。
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5かつては銀を満載したトロッコが麓の鉄道まで何度も往復したんでしょうね…
少し歩き疲れたので、スポーツドリンクを飲みながら橋の上で暫く休憩をとる。
市川のせせらぎ&穏やかな風景がイイ感じで、疲れが飛びます…

SONY:Cybershot DSC-P150暫くして再び歩き出します。
最後の目的地、生野で私が行きたかった「旧生野警察署」を目指します(続く)。
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- 2016/10/31(月) 22:06:44|
- 写真散歩(兵庫県)
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今回は生野町へ「昭和探し」に行ってきました。
丁度兵庫県の中央に位置する生野町、かつては生野銀山(現在は閉山)とともに栄えた町です。
現在は当時の町屋などをスイーツやカフェ店に再生したりして町おこしをアチコチでやっています。
でも私はそんなオサレに再生した町屋よりも、昔からある変わっていない昭和のほうが気になります(ひねくれ者かも)…
そんな感じでブラブラしました。。
従ってこのブログ記事は、生野観光には全く参考にはなりませんので悪しからず…
生野書院…材木商の商家を改修したものです。一部の部屋を資料館としています。
資料館をさっと流して、かつて生活の場だった母屋を中心にウロウロする。
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5薄いガラス窓に映った自分。自身を見る度に「太ったな…」と感じる今日この頃
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5ここでも「セコムしていますか?」
SONY:Cybershot DSC-P150生野書院を出て当てもなくブラブラ
だいぶ前に閉店したと思われるストアーに貼られていた宣伝シールがグッときました。
ボンカレーの宣伝ですがなんと王貞治と松本伊代!

SONY:Cybershot DSC-P150生野駅前のタバコ屋さん
SONY:Cybershot DSC-P150イイ感じです
SONY:Cybershot DSC-P150観光客が歩く道をわざと外して路地をウロウロする(続く)
- 2016/10/30(日) 21:19:14|
- 写真散歩(兵庫県)
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不動明王
「お不動さん」として、お地蔵さんと並ぶ民間信仰の代表選手です。
奈良般若寺のお花畑に居られる不動明王さんです。
FinepixS3Pro Nikon:AF50mm/f1.8いつも華やかに花に囲まれお不動さんもうれしそうです。
不動明王に関して、詳しく難しい専門用語ばかり並べた説明はネットなどを見ていただいて、ここでは簡単に説明すると…
古代のインド南部に勢力を誇った「ドラヴィタ族」の少年奴隷をモデルしており、それが密教の中心的存在である「大日如来」の眷属(お世話したり、守ったりする役)に昇華(あるいは神格化)して出来た神様です。
少年であるため髪型が弁髪で横に垂らし、上半身はほぼ裸で剣を持っている。かつての少年奴隷は、密林を切り開いたり猛獣を相手にご主人様をお守りするという勇ましさも求められたわけであり、大日如来から「焼きそばパン買ってこい」と言われれば即買いに行かねばならない、まさに体育系の神様です。
やがて親方(大日如来さん)から独立し単独で祀られると今度は、「矜羯羅(こんがら)童子」・「制多迦(せいたか)童子」などという8人の童子を従える神様に出世。
醍醐寺の国宝「不動明王および矜羯羅童子・制多迦童子三尊像」です
醍醐寺の国宝「不動明王像」 写真はネットから拝借こんどは「焼きそばパン買ってこい」と言える立場になりました、大出世ですね
※不動明王さん、こんなふざけた解説してすいませんでした、こんど般若寺にお参りに行きますので(多謝)…
- 2016/10/28(金) 20:37:24|
- 仏教
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こないだの日曜日に高速を走っていて、休憩に入ったサービスエリアで見かけた旧車
2代目ブルーバードです。
サービスエリアの2代目ブルーバード実はこの車、登場が1963年で私と同い年。
当時はトヨタのコロナと熾烈な販売競争となっており、テールのデザインが少し尻下がりだったため
「醜いアヒルの子」と呼ばれ販売で敗れ去った。
当時のカタログより 尻下がりデザイン(私は好きですが)でもこれはコロナと比べての話で、ブルーバード単体で見ると私は好きですこの容姿。
尻下がりのテールはBMWの2002あたりを思い出させる…
昔のヨーロッパ車のようなデザインだと思ったらピニンファリーナにデザインを委託したらしい。
近くでしげしげと見たかったがオーナーがいると恥ずかしいので遠くからしばらくじっと見ていた。
丁度横には同じ日産の最新車が…
新旧の日産車2台を遠くから眺めていると新型車には悪いが、2代目ブルーバードのデザインの良さが際立つ。
新型車のほうは確かにカッコいい、しかし何時までも飽きずに眺めていられるかといえば…
安心して何時までも見ていられる2代目ブルーバードに軍配をあげたい。
直線と丸だけで構成されたシンプルでそして普遍的なデザイン
だから飽きないんだろうな…
カミさんとサービスエリアのショップに入って出た来た時にはもうこの車は無かった。
颯爽と初老のお方が乗りこなして次の休憩ポイントまで走り去った…
そう思いたいですわ。
こんなデザインで安全と走行性能を高めた新車、出ないかな…
- 2016/10/26(水) 21:27:28|
- 日記
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旧国定高砂駅跡から北に歩いて、山陽電車高砂駅を通り越してさらに10分ほど歩けば見えてきます巨大なロケット花火が…
旧朝日町配水塔。
車の通行量の多い県道沿いに立つ高さ26mの塔です
私もここを走るたびに気になっていたのですが、これが大正時代に建てられた配水塔だとは最近まで知りませんでした。
旧朝日町配水塔 Finepix 6800z歩いて近くで見ると巨大です。
旧朝日町配水塔 Finepix 6800zてっぺんの避雷針のデザインが洒落ています
塔の真下まで来る
階段は立ち入り禁止です(当たり前)
塔への上り口 Finepix 6800z真下から真上を見上げる
まるで昔の漫画(鉄腕アトムや鉄人28号など)に出てくる、悪人が操るロボットのようにも見える(例えが古!)
塔の真下から見上げる Finepix 6800z真下には巨大なバルブが
配水塔根元にあるバルブ Finepix 6800z国鉄高砂駅跡のように「錆び」を期待していましたがきれいに塗られており、少し肩透かしに遭った気持ち…説明板を見ると国の有形文化財に登録されており、平成27年3月(今年じゃねーか)に塗り直されていたみたい(残念)。
現代は蛇口を捻ればすぐにおいしい水が出てくるのが当たり前になっていますが、大正時代にそれまで井戸水を汲み上げていた人たちが、このロケット花火に似た配水塔が建てられて、「良い時代になったなぁ」なんて見上げていたんだろうなぁ
姫路に帰ろうと山陽電車高砂駅に戻る。
駅前には店が並んでしますが、半数ほどがシャッターが閉じている。
その中にあった喫茶店「ミルクパーラー」というネーミングが激シブでいい!昭和の香りがプンプンします!
喫茶「ミルクパーラー」 Finepix6800z高砂駅周辺、今回は1時間30分ほどの滞在時間でしたが幾つかの懐かしい風景に出会うことが出来ました。
次回はもっと時間を取って散策、そして締めはもちろん「梅ヶ枝湯」に入って温まる、これに決まり
- 2016/10/24(月) 22:39:36|
- 写真散歩(兵庫県)
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旧国鉄高砂駅跡
昭和59年に廃止された駅で、現在は住宅地や公園になっており、いくつかの遺構がアチコチに残されていました。
梅ヶ枝湯のそばの公園には列車の車軸がモニュメントとしてデーンと置かれています。
公園に置かれている車軸
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5思わず接写
この車軸は駆動車の車軸らしく、駆動力を車軸に伝える「かさ歯車」が付いていました。
車軸の「かさ歯車」
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5雨に打たれる車軸、アチコチ錆びまくっていますが何故か力強さを感じます。
この車軸のモニュメントから北に歩いてすぐの住宅地では謎の塔がいきなり姿を現し驚く
よく見ると電車の旧式の枕木信号機ではないか!

住宅地に突然現れた枕木信号機
Finepix6800zその真下には、映画なんかで観た線路の行き先(ポイント)を切り替えるヤツ(名前が判らない!)が6本並んでいました。
※後でネットで調べたら「転てつリバー」というらしい。
住宅地に並べられた転てつリバーたち
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5ここでも接写、そうだ単焦点レンズも持ってきたのでこれで写そう…
転てつリバーの接写
FinepixS3Pro Nikon:AF50mm/f1.8繊細さとボケ具合が個人的に好きですこのオールドレンズ
シャープさは最新の単焦点レンズには当然及びませんが、何故か手放せません
錆びた鉄が何故か気になりだした…
「錆びた鉄には時の流れによる独特な哀愁が漂っているように感じます」なんてどっかのサイトに書いてあったっけ…
巷では自ら「錆びマニア」と称する人がいて、錆びた鉄を中心に写真をアップしているブログも見つけることが出来るし、空き缶にリアルな「錆び風ペイント」を施してアンティーク風に再生したりするサイトを見ました。
近くには高砂銀座商店街が…
アーケードの看板も錆びていますが、哀愁と力強さを感じるのは私だけだろうか

高砂銀座商店街
Finepix6800zすこし寂れてきた商店街のようですが、錆びた看板のようにしぶとく生きてるかのような力強さを感じる
あー私も錆びマニアになりそう…(続く)
- 2016/10/23(日) 20:48:00|
- 写真散歩(兵庫県)
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姫路市の東隣にある高砂市
「高砂駅周辺には昭和があるよ」と写真好きの友人は言う
ネットで調べたら昭和の香りのする風景が数多く残っているみたいです
祭りが終わってそろそろ写真散歩に行きたくなってきた昨今、これは行かねばなりません。
ということで山陽電車に乗って高砂駅を降りてブラリしてきました
天気は生憎の曇天、時より小雨も降るぐずついた天気です。
今回のレンズは、この夏に中古で手に入れたMFオールドレンズのNikon:AiNikkor35-70mmf3.5、そしてこれも20年ほど前のレンズNikon:AF50mm/f1.8の2本と、サブカメラとしてコンデジのFinepix6800zというまさにオールドカメラ達。レトロな雨の街に似合うそうなラインナップです。
まずはレトロな銭湯で有名な「梅ヶ枝湯」へ向かいます。
駅を出て南に歩いて10分程度で着きました。
梅ヶ枝湯(裏から見た)
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5ネットで写真を見てある程度予習してきましたが、現物を見ると奇抜な造形にまず驚きます
レンガ造りの煙突に沿うように増改築を繰り返したと思われます
傷んだ壁板と錆びたトタン屋根、最上階まで上がるとギシギシとキシミ音が聞こえてきそう
裏側の1階(釜焚き場と思われる)
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5シンメトリーを全く無視したかのような増改築、しかし全体を見てると何故か安定感、そして美しささえ感じられます。「マイナス×マイナスでプラスに転じた」といった表現が良いのか分かりませんが、この構成美は「サクラダファミリア」を思い出させると言ったら言い過ぎか…
この梅ヶ枝湯のお隣も古い建物で、ここが釜焚きに使う蒔を置く倉庫になっているようです。
梅ヶ枝湯の隣の建物(入口に薪が置かれている)
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5本当はもっと近くに寄って撮りたかったが、営業時間前の準備のためか、釜焚き場と倉庫の間を強面のオジサンが行ったり来たりしていたのであまり近くに寄れませんでした、やがて煙突から黒い煙が出始める。
そしてこの銭湯の正面に回って驚いた、正面はコンクリート造りで裏側とは全く正反対の顔
梅ヶ枝湯の正面玄関
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5う~ん最初からいきなり驚きの昭和と出会いました
正面はコンクリート、裏は木造と全く違う顔を見せる梅ヶ枝湯
FinepixS3Pro Nikon:AiNikkor35-70mmf3.5梅ヶ枝湯…このときはまだ営業時間前だったので、今度来た時は銭湯に浸かってレポートしたいと思います(続く)。
- 2016/10/22(土) 19:03:12|
- 写真散歩(兵庫県)
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砂ぼこりをまき散らして進む屋台。
父親(?)に肩車されて砂埃にむせながら見ている女の子
法被姿に鉢巻を締め、練子と同様の「腕守り」(腕に巻くお守り)までしている。
本格的です。
FinepixS3Pro Nikon:AF50mm/f1.8祭りは男だけのもの?
播州では屋台はもちろん、神輿も女性が担ぐ地区はほとんどありません(子供屋台は別ですが)
でも女性も大屋台のそばまで近づいてかぶりつきで観ています。
けんか祭り、神社(松原八幡宮)の楼門は門の高さが低いため、屋台を地面に降ろし上部の擬宝珠(ぎぼし)を外して練子が引きずって潜る。
楼門の傍で写真を撮るおばさま達。
FinepixS3Pro Nikon:AF50mm/f1.8やはり祭りは老若男女が燃える
私のカミさんも実家(けんか祭りの地区です)にいる時に太鼓の音が近づくとすぐに飛び出していきます。
その秋祭りも播州地区では、ほとんどの地区が終わってしまいました。
来年までお預け
そろそろデジカメ持って秋の風景でも撮りに行きましょうか…
- 2016/10/19(水) 22:18:32|
- 播州の祭り
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廻しと法被だけあるいは廻しのみの、裸同然の男たちが大屋台を威勢よく朝から夜まで担ぎ続ける。
ところでこの祭りは外国人観光客の人たちにはどう映っているのだろうか?
FinepixS3Pro TAMRON:AF17-50mm/f2.8 VCクレイジー?
ワンダフル?
ビューティフル?
彼等が外国語で書かれたパンフレットを片手に歩いてるのをよく見かけました。
海外でも有名なんでしょうかね
この祭りを見て参加してみたいと思ってる外国の方、結構多いんじゃないんでしょうか。
私の住む地区(灘ではありませんが)では毎年のように外国の方が廻しを締めて参加しています。
今年は他の町でドイツ人の方が1名参加していましたが昼から姿が見えなくなったので
「hundemüde !」(疲れたという意)って叫んで帰ってしまったのか?
いずれにせよ初めての人にはこのような祭りはカルチャーショックなんでしょうかね?
- 2016/10/17(月) 22:00:28|
- 播州の祭り
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スナップは祭りの男たちを中心に。
「夜の練子衆」
大屋台を担いで山に登り、陽が落ちるころに下山を始める
下山途中で大屋台を下してしばしの休息。
疲れ切った表情、もうすぐ祭りが終わる寂しさ、安堵感…
色々な思いが彼らそれぞれに出ていると思う
FinepixS3Pro Nikon:AF55-200mmVRISO:1600で撮りました古いデジカメなのでノイズは勘弁
(でもこのノイズ感がイイ感じと自画自賛?)「安堵」
練り合わせの前に、練り場を清めるという大役を終え、山に登る「露払いだんじり」の男たち
安堵した表情がカッコ良かった。
FinepixS3Pro TAMRON:AF17-50mm/f2.8 VC「出番前」
宮(神社)の前で出番を待つ「獅子だんじり」。
だんじりの屋根の上には今から獅子舞を演じる若衆、チョイ緊張気味でした

FinepixS3Pro TAMRON:AF17-50mm/f2.8 VC
- 2016/10/16(日) 10:32:15|
- 播州の祭り
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