次の造語は
「比較三原則」私が持っているみうらじゅんの著書「マイ・仏教」にも書いてあった言葉です
「人は比較して生きていくから不幸になる」

この世にいるのが自分だけだったら、比較もしないし、もしかしたら苦しみも生まれないかもしれない。他人が居て、それを比較する言葉があって、初めて自分の立ち位置を認識する。比較があったからこそ人類は進歩してきたのかもしれないが、比較こそが苦しみを生む原因なのかもしれない
これをみうらじゅんは「比較三原則」という…
「他人と過去の自分と親」と今の自分と比べてはならないということ
※キャラクターはみうらじゅんの「カエルくん」「あいつの嫁さんキレイだな」
「昔の俺は良かったなあ」
「俺の親は最悪だあ、あんな親なんかになりたくねえ」
なんて思わないようにすることらしい…
みうらじゅん自体も、人と比較しそうになったら心の中で「比較三原則!」と叫ぶと気が楽になるそうです(笑)

かつてブッダ(釈迦)が説いた言葉
「諸行無常(しょぎょうむじょう)」…すべてのものは変化する
「諸法無我(しょほうむが)」…この世に実体はない
この世が諸行無常で諸法無我ならば、比較しても仕方ないし、そこに優劣はつかないことになる…

私も人と自分を他人をなるべく比較しないようにしていますが、時々この言葉を思い出すようにしよう
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- 2019/02/27(水) 20:51:31|
- 仏教
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NHKのBS放送で「最後の講義」を見た
この番組は、各界の著名人たちが「人生最後の講義ではどんなことを語りたいか」という題目で講義をする番組です。
不定期で放送されているので、よく見逃していますが、たまたま録画できたので見ていました。
今回の講師は「サブカルチャーの鬼才」と呼ばれるみうらじゅんだった…
その中でグッとくる彼の造語がいくつかあった
「老いるショック」※写真は全てTV画面をスマホで撮った

これは笑えた…

自分が老いることに気付いた時の怖さ…

私も最近恥ずかしながら気付き始めた…
まず人の名前を忘れる…
会社でも、久々に会う相手の名前が急に思い出せなくて、名札をチラチラ見ながら、それを勘づかれないように話をするもどかしさ…
そしてトイレが近くなった…
もう膀胱の体積が縮小してしまったか?と思うくらい、頻繁にトイレに行くようになった
誰もが経験することなので仕方ないですがね…
続く
- 2019/02/26(火) 20:00:38|
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2階のフロア―にて
かつて輸出前の生糸の検査を行っていた検査機のいくつかが展示されています

もう今は動かない機械たち…
そのうち、ひと際目を引く巨大な「再操切断機(さいそうせつだんき)」
生糸を高速で回転させて巻き付ける際に切断回数を調べる機械だそうだ

とにかく複雑な機械です…

生糸を支える部品はなんと「木」

正確な測定をするためにはもちろん全て同じ長さ・精度でなくてはならない
日本の昔からある「木彫技術」の粋を見た思いだ…


往年のときは、この試験機が何十台と並べられ稼働していた
これは生糸の強度試験機

引っ張り強度を用紙に手書きで記録しているようだ

仕事柄機械整備も受け持っている私としては、これらの機械が動いているところを是非一度見てみたいが…

今は役目を終え、静かに佇んでいる機械たちでした…
- 2019/02/25(月) 19:34:08|
- 写真散歩(兵庫県)
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神戸KIITO…
KIITOとは生糸のことです
1927年に輸出生糸の品質検査を行う施設として建設され、現在はデザインやアートにまつわるゼミ、レクチャー、イベントを開催するほか、貸ホール、貸ギャラリー、クリエイティブラボ(オフィス入居)などがあり、神戸における「デザインの発信基地」となっています

去年のお正月初めて訪れて、今回は2回目の訪問となります
その時の日記⇒
リンク今回は、一人では寂しかったので、「見仏クラブ」のN隊員を会長命令で呼び出して、お供させることに…
前回一人で来た時は生糸検査をやっていた当時の検査機械類をメインに撮りましたが、今回はそれ以外のフロアを中心に撮りました

ワークショップの一室、テーブルを良く見ると、今は使われなくなった生糸検査機械を土台にしているのが分かる

トイレのデザインもクールだ

エレベータの停まっている階の表示板
昔は針で、今はLED照明

クールだなあ

文庫本が吊り下げられている、アートの一環かな…

先のホールでは何かのワークショップの準備中でした
怪しげなオッサン二人は流石に行けませんでした



怪しげなオヤジ(N隊員)
何しているんだ…

この体勢の低い位置から「ライブビュー」で階段を撮っていたのでした

50代半ばの怪しいオッサン二人が「デザインの発信基地」なんて普段は間違っても来ないような、似合わない場所に来てしまいましたが、フォトジェニックな場所も多く、意外と楽しめました。N隊員も「日常を忘れるようなエリアだな」と喜んでくれていた…
まさに私がよく言う
「トリップ&リトリート」
(日常から離れた場所に身を置き、リフレッシュする)です
- 2019/02/24(日) 14:32:46|
- 写真散歩(兵庫県)
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最近、「淡い色」をテーマにした写真を見ると落ち着きます
西脇播州織館工房館にて原色・解像度に拘ったキレキレの写真も良いけど、見続けると疲れそうで
歳なのかな…
尾道にて何事も「淡い感じ」がイイのかな…
何事も「これはこうでなくてはならない」と思い込まずに、自分にあった「いい加減」があると思う
ここで言う「いい加減」とは…
「あいつはいい加減な奴だ、チャランポランな奴だ」のいい加減ではなく
「丁度いい加減」「Good Taste(グッド・テイスト)」の「いい加減」ですからお間違いのないように…
かつて「神道」の國だった我が国日本に仏教が伝来されてきた…
そこで当時の為政者たちは、日本の古来から居られる神様たちと仏が喧嘩しないように、大きいお寺を建てる際には「この土地に寺院を建てさせてください」と寺院の境内に土地の神様を祀る神社を建てたりした(奈良の東大寺境内には、そういう理由で手向山八幡宮 · 辛国神社 · 五百立神社.などの神社が置かれている)
あるいはそれまで目には見えなかった神様を、「神様が仏道で修行し姿を現された」という思想で「僧形八幡神像」などの神像として祀りはじめた、いわゆる「神仏習合」です
神・仏の両方の神様を、喧嘩させずに上手く信仰の中で融合させた
まさに「丁度いい加減」の思想だ
例えば…
車はデカくて、排気量が大きい車がイイ
カメラはフルサイズで、なければならない
大学は国立でないとならない
友人といつでも繋がっていなくてはならない
等々…
に拘り過ぎたら、決めつけたら、きっとつまらない日々になってしましそうで…
原色ではなく、色々な色が混じった淡い感じ…
自分にあった「いい加減」がきっとあるはず
西脇播州織館工房館にて
日本玩具博物館にてどこかの法話で聞いたことがある
「いい加減は良い加減」「加減」とは一つに拘らず、自分なりに「加えたり」「減らしたり」して、自分の合った「いい加減」を見つけることだと思う…
「言えて妙」だなァ
「淡い色」を求めて、カメラを持ってどこかへ出かけようかな…
西脇播州織館工房館にて
- 2019/02/22(金) 23:37:55|
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最近復活したウォーキング
その道すがらで撮った写真…
この石段は120段あります
中学校野球部の新入生時代…
この石段を走って10往復させられていました

20人位いた新入部員で、10往復で脱落した者や、ビリの3名が「ケツバット」を3年生先輩から罰として受けていました…
「ケツバット」…尻めがけてバットを振り打撃を食らわすこと(ネットより)
あの頃は本当に地獄でした
しかしやられた仕返しに自分が先輩になったら後輩に同じことをしていた
今では「体罰」として糾弾されるでしょうが、もう40年前の話です…
この石段を見る度に嫌な思い出として蘇る
- 2019/02/20(水) 21:23:36|
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お寺が好きです
本堂などへ向かう道、即ち「参道」
東大寺三月堂へ続く産道神社でもそうですが、鳥居を潜って本宮へ向かう重要な道でもあります
元乃隅稲成神社この参道は、「産道」の例えでもあると言われています
廣峯神社へ続く古道お寺では…
産道を通って母のお腹へ戻るように仏のもとへ行き、仏の前で何もかも捨てて一度生まれ変わり、また産道から帰っていく…
神社では…
鳥居は女性が足を開いて立っている姿に例えられていることから、神社の参道は産道を現している
神社の「宮」は女性「子宮」に例えており、子宮でお参りしたあと、生まれ変わって参道(産道)を通って再び、現生へ戻ってくる…
だから神社の事を、子宮つまり「お宮」と言う
色々諸説あるので、本当のことは判らない部分もあるのですが
広島宮島でもまあ、お寺や神社にお参りした後、清々しい気持ちになるのはそういう事なんだろうなと思う次第です
- 2019/02/19(火) 19:21:32|
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岡山の半田山植物園に枝垂れ梅を撮りに…

わざと露出を落とし気味して撮る
こういう感じも好きです(俺、根暗かな…)

この時は晴れたり曇ったり、雨が降ったりと目まぐるしく天気が変りました

風も強かったので枝が揺れてピンボケの量産…
ブレ防止なんて付いていない、オールドマニュアルレンズだったのが悔い
天気雨に打たれたら温室に逃げ込んで、止んだらまた撮影に入る、この繰り返しでした…
水滴の付いた花びら


地元のオジイサンやオバアサンたちが来ておりました



シャッターを押そうとしたら、いきなり風が吹いて、撮った写真の2/3くらいがピンボケという結果に…

その写真のなかでこの写真が今回のベストショットかな?

梅は撮ったので、次はいよいよ桜ですかね!?
桜のシーズンが待ち遠しい
- 2019/02/17(日) 18:50:44|
- 写真散歩(兵庫県外)
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休日は朝2時間歩くことが日課となっています
今日のコースでの写真
高い高架のJR新幹線、その下を低い高架のJR在来線、路面を私鉄が交差します
私鉄を跨ぐ歩道橋から撮りました

「鉄ちゃん」がよく使う言葉、「トリプルクロス」じゃないですか~
高知の路面電車では日本では珍しい、線路が平面で十字に交差する「ダイヤモンドクロッシング」があり、その場所(はりまや橋交差点)では、3台の路面電車が交差する「トリプルクロッシング」が1日に一度だけあるらしく、観光名所となっており、全国の路面電車ファンや鉄道ファンが集まり、「聖地」となっているようです
私が歩くこの歩道橋辺りには、カメラをもった人がウロウロしているのをこれまで2、3度、見たことがあるので、1日に何度かある「トリプルクロッシング」を狙っているのだろうか…
- 2019/02/16(土) 18:35:27|
- 日記
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最近植物をよく撮ります
そこで感心するのは造形美
たとえばサボテン
刺が生えている個所が、図面で引いたように綺麗に均一に並んでいるではないか…

これも綺麗な渦巻き状態…

自然の造形は侮れませんね…
人間だって負けてない…
これは職人の手による造形美
神戸竹中道具館にてどっちも負けていないね~
しかし自然と人間とで争ってどうする…
まとまりのない独り言でした
- 2019/02/15(金) 21:01:44|
- 独り言
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