見野の郷(みののさと)交流館の周辺には多くの古墳があります
「見野古墳群」といって、5世紀後半から7世紀前半までの間にこの地を治めていた豪族たちの古墳が遺されています


これまで土に覆われて気付かれなかった古墳たち…

初めて掘り当てたりして発見した人たちはさぞ驚いただろうな…
そしてこれがこの古墳群たちの中で、そして全国的にも珍しい「双室墳(そうしつふん)」という、石室が並んでいる古墳
地元では「夫婦塚(めおとづか)」と呼ばれているそうな…

本当に夫婦が埋葬されてのかは分かりませんが、親近者同志の埋葬であることは間違いないらしいです
実は古墳の数は兵庫県が日本で一番多く「どこかを掘れば古墳に当たる」と言われており、あるゴルフ関係者の話では「ゴルフ場を造るときはとにかく古墳を掘り当てないように祈りながら造っている」そうな…文化財を掘り当てたら工事は一時中止になるそうだからね
なんせゴルフ場の数も兵庫県が日本一ですから
そこから車で5分ほどにある「姫路市立埋蔵文化センター」を訪れる
ここはこの辺りの古墳から発掘された文化財や、姫路市内各地にある遺跡から発掘された遺品などを保存する施設です
開館時間の10時に入ります
拝観者はもちろん私だけ

現在は「市之郷(いちのごう)遺跡」といって、JR姫路駅東側にある地区で発掘された、弥生時代から奈良時代にかけての遺物を展示されていました

受付のおねえさんから「フラッシュを使わなかったら撮影OKですよ」の許可頂いています

色んな土器が発掘されていました

当時の人々の営みに思いを馳せるのと、今自分の住んでいる場所の足元にももしや「先人たちの営み跡」があるのかも?と考えるとなんかワクワクしてしまった今回の写真ブラリでした
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- 2022/01/30(日) 14:52:15|
- 写真散歩(姫路市内)
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市内在住の版画作家の岩田健三郎さんの作品展があるので行ってきました

姫路市内の「見野の郷(みののさと)交流館」
姫路市の見野地区に昭和50年に開設した、地域の文化交流館です

岩田健三郎さんの版画は私も好きで、版画のカレンダーをよく飾っていました
「暮らしのすぐそばに姫路城」ということで、城下町での姫路城が映り込んだ身近な風景がテーマです


地域の交流館ということで、展示室も質素です
拝観者は私一人、受付の市の職員さんに撮影OKもらっています

タイトルは「大手前」
姫路城前にある大きな道路です
昭和40年代辺りの風景だろうな

姫路城内の敷地にある小さな観覧車(現役60歳の観覧車)
私も子供の頃に乗りました

素朴な版画ばかりで癒されます…
タイトルは「おはよう」
学校へ向かう子供たちを描いている
お城のある方角からすると野里地区あたりかな?

遠くにある美術館や博物館なんかへ有名な作家さんの展覧会も行ったりするのもいいけど、たまには地元作家の小さいな展覧会もイイもんです
- 2022/01/29(土) 11:26:02|
- 写真散歩(姫路市内)
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写真ネタが無いのでテキトーに独り言
毎年正月の元日に町内のお寺での有難い法話会があります
今年は行けませんでしたが、以前の法話で副住職さんの
「楽しんでいますか?」との問いかけがありました
詳細は覚えていないけど「せっかくの人生だから何事も楽しんでやらないとダメですよ」
なんて話だったと思う
孔子の「論語」には
『これを知る者はこれを好む者に如かず これを好む者はこれを楽しむ者に如かず』
という有名な言葉があります
「あることを知っているだけの人は、それを好きになった人には及ばない。 それを好きになった人も、それを楽しむ人には及ばない」 という意味です
そもそも英語の「SCHOOL(スクール)」という単語は、ギリシャ語で「楽しみ」を意味する言葉から生まれたそうな…

楽しんでいる人が最強ってことか…
いやいや仕事をしている人と、楽しんで仕事をしている人がいたとして、どちらが上手くいくか分かり切ったことですね
でもたとえ仕事が楽しめなくたって、後で好きな趣味なんかの「楽しみ」が待っていると思えばどうにか乗り切れることもあるはず(私もそう思いながらやってきた時代もあった)
今の私の楽しみったら「カメラを持ってブラブラする」くらいですかね…
以前だったら県外を含めアッチコッチのお寺に行ってご住職とお話をしたり、仏像を拝ませて頂いたりするのが楽しみでしたが、今の「コロナ禍」ではあまり遠くに行かずに近所の人出の少ない場所、時間を狙ってカメラ散歩するのがメインですね

年末辺りの感染が収まった頃は「そろそろ奈良や京都のあのお寺に久々に行けるか?」なんて思ったがここにきて急激に感染が広がっている状況では厳しいものがありますね
以前からメールでやり取りしていた京都舞鶴市のあるお寺の住職さんから久々にメールが来て「また遊びに来てください」とありましたが、しばらくは我慢します
このコロナ禍の中、出来る範囲での楽しみを見つけて過ごしましょう
- 2022/01/26(水) 21:49:42|
- 独り言
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今日は平日休みです
家族旅行を予定していたが、コロナが怖くて旅行をキャンセルしたためです
予定が完全につぶれたので早朝散歩してきました
姫路駅の遠望台からお城を望む
朝の6時で本当は明るくなってくるのですが、曇っているせいでまだ真っ暗です

いつも土日の散歩で目にするゴミ拾いや掃除のオジサンたち
平日もやっているんだ…ご苦労さんです

しかし平日なので駅前では出勤のサラリーマン、通学の学生たちが大勢歩いてるんでカメラを何処へも向けられない…
周りの皆が会社や学校へ急いでいる中で自分だけがふらふら歩いている感じがしてならない
同じ空間に居るのに自分だけがストレンジャー(よそ者・不案内人)な気分だ
本当なら自分も車に乗って会社に向かっている時間帯

平日に寄るのは何年ぶりかな
いつものコーヒー店
私が開店と同時に来たものだからマスターは「今日は何曜日でしたっけ?」と驚いていました

私「今日は私が休みで、すれ違う人は通勤なんかで急ぎ足、なんか一人浮いているような『よそ者気分』で変な感じです」
マスター「私だってそうですよ、木曜が休みなのでどこかへ出かけてもそんな感じですよ」
私「そうですよね人それぞれか…」
なんて会話をしてきました
実は家族の3人(私・カミさん・長男)が旅行の予定だったんで、それぞれ会社に休みの届けを出していたのでした
家でのんびりしようか
- 2022/01/24(月) 09:00:23|
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人形の瞳を撮りに行ってきた

姫路市のお隣、高砂市にある「工楽松右衛門旧宅」
江戸時代の豪商で、貿易や帆布の制作で財をなした商人です
その旧宅が残されて文化財として保存されたいます

その2階ギャラリーで、写真家の豊浦正明さんの作品と創作人形作家の山吉由利子さんの作品が展示していると聞きつけてやってきました

豊浦正明さんはヌード写真や創作ドールなどを使った前衛写真で有名ですが、今回は猫の写真集を出版した記念としての展覧会らしい
2階に上がると豊浦正明さんの猫写真が展示されています

そして私が見たかった山吉由利子さんの創作したドールたちも展示されています

山吉由利子さんは70年代から活動しているベテラン作家で、現在は人形制作教室も開いて新しい創作人形作家たちを育てているらしい
そしてある評論家によると、山吉由利子さんの創作ドールは
「見つめ合っても何故か目が合わない」とか…

その意味を確認したくてやって来た次第なのです…

目線の先に私を合わせて見つめ合っても、確かに目線は合うのですが、なんか「心が通じ合わない」と思えてしまう…
これは仏像とは真逆の印象ではないか!仏像は例えば「不動明王」なんかの厳しいお顔をした仏像でも、目線が合い見つめ合うことで「こっちを見ていてくれているんだ」という「安心感」が芽生えることもあるけど、このドール達は、目線が合っても心が通じ合わないというか視線が私自身を通り越して全く別の世界を覗いているように感じてしまうのです(マニアックな表現だなァ)…
同じ空間に居ながら、お互い別の世界にいるような不思議な感じにもなる謎めいた瞳だ…
この時はお散歩用標準ズームだったので、105㎜くらいのマクロがあったらなあ、なんて思ったりして…不思議な体験でした
- 2022/01/22(土) 14:59:46|
- 写真散歩(姫路市内)
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13年目の車検が今年、そして11万キロ近く走った私の車
いよいよ買い替えることにしました
久々の中古車です
今「乗りたい」と思う新車なんて無いし、まあ中古でイイかな?なんて気持ちで探していました
年末から何度か大阪や神戸の中古車屋さん巡りを行い、先日大阪で決めてきました
私の車歴では初めての外車でもあります

チョイ古い年式ですが走行距離が意外と少なく、外装が年式にしては綺麗です(屋根付きの車庫保管だったとか)
中古車サイトの評価も5点満点中4.5点と、年式にしては高評価だったのも決め手になります
乗り潰すくらいは乗らずに、5年も乗って飽きたら今度は「最後の車」として軽四にでも乗り替えるつもりです

しかし手続きがややこしい…
車庫証明書の手続きも、これまでは市内のディーラーで代行してくれていたのですが、県外ということで私がすることに…
借りている駐車場の大家さんや管理会社へ行って一筆書いてもらって、それを警察署に持って行いきます
警察署の車庫証明受付は平日の17時までしかやっておらず、パート帰りのカミさんに頼んでも書類不備などで受け付け不可…
本日私が会社を半休で昼から行ってきてようやく受理されました
それとは別に、次男の中古車のローンが終わり、所有者をローン会社⇒私への名義変更手続き(車買った時次男は未成年で私の名義で買った為)を運輸支局へ行って手続きしたりと…
これまではディーラーに人がやってくれていた各種手続きを自分でやってみると中々ややこしいですね
でも初めて行った陸運支局での申請や警察への車庫証明手続きなど初めての体験だったので、ややこしかったけど新鮮で結構楽しかったりして…
そう、なんでもポジティブでいきましょう
- 2022/01/20(木) 20:25:37|
- 日記
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日曜日に立ち寄った温室植物園
そして今年最初の植物園です
毎年新春に開かれる「洋ラン展」の最終日でした

「洋ラン」と言っても、有名どころではカトレヤ・パフィオペディルム・シンビディウムなど一般的な代表品種がありますが、現在は品種改良などで更に細かく分かれ、今では世界中に総数でいうと数万品種にもなるという…
だから最近になって増えた品種はやたら長い品種名となっているようです
これは「リンコレリオカトレア サトミ」という長いお名前

これは「カトレア ワルケリアナ アクイニー」と更に長~い名前だ

これはもっと長い名前で面倒くさくなったんで名前をメモするをやめました(汗)

これは「カランセ マイコ」という名前(一番短かった名前でした)

「レリオカトレア パピーラブ ツルビューティ」(これまた長い名前だ!)の鉢をバックに、今回のカメラです

finepixS3Proという今から18年前のオールド一眼
現代では扱うにはあまり融通の利かいないオールドカメラですが、使いこなし甲斐のあるカメラでもあります
一瞬、どっかのワンちゃんが逃げ出して植物園に紛れ込んだのかな?なんて思いました

帰り際に入り口で見守るクマさん達に挨拶
「今年もよろしくお願いします」
クマさんたちが
「こちらこそよろしくな」なんて言っているように思えました
今年も花の写真をバンバン撮っていこう
- 2022/01/18(火) 17:37:44|
- 写真散歩(姫路市内)
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長男と次男はペーパードライバー
二人とも仕事へ行くにはバスや電車の公共機関を使っており、普段は車に乗っていません
特に次男は自分の車を持ちながら、なんと半年は乗っていないです…
日記にも以前書いたけど、バッテリー上りを2回も起こしており、休日はバッテリー上りを防ぐために私が乗っている現状(ガソリン代はもちろん親が払いますが)
ということでいつまでもペーパードライバーはダメなので、年末年始以降は休みのたびに長男はカミさんの車(ダイハツのミライース)、次男は自分の車(トヨタのアクア)に乗らせています
助手席は「教官」として私が乗り込みます
まあ長男次男とも免許を取得してからもう4年以上経ちますが、周りのドライバーさん達に迷惑にならないようにそれぞれの車に初心者マークを貼り付けています
次男「自分の車に初心者マークを貼るのは少し恥ずかしい」ところでカミさんの車の後ろ側(ハッチバックのドア)に貼ろうとしたが、マグネットが付かなかないことに気付きました
指で軽くコンコンと叩くとプラスチックのような軽い音がする
どうやら樹脂で出来ているようだ…
マグネットが付きません「燃費が売り」のミライ―スだけに、軽量化のためにそんな素材を使っているんでしょうね
最近の車のカタログを見ても
「燃費はリッター〇〇.〇km!(クラス最高値)」と小数点の単位まで各社争っているように感じます
それとカミさんの車もそうだけど「アイドリングストップ」ってのも何か馴染まないですね
カミさんは「信号待ちのたびにエンジンが掛ったりするので、アイドリングストップのスイッチはいつも切っている」そうな…
でもこれが今のガソリン車の主流なんでしょうね
「燃費を小数点単位で下げたいのなら、アイドリングストップ機能を最初から無くして、その分車の値段を下げてよ」なんて思うのは小市民の考えだろうか…
- 2022/01/16(日) 15:30:51|
- 日記
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今年初めての早朝散歩です
一眼を持ち歩くのが面倒になって今回もコンデジ(SONY DSC-T77)です
駅前の歯医者さん

歩道のど真ん中に置いてある電話ボックス

多分最近になって歩道を拡張したからでしょうね
朝の6時はまだ真っ暗

冬至を過ぎたんで日の出時間が少しづつ早くなっているはずなんだけどね…

今年最初のコーヒー店です

「仏像カレンダー」ももちろん新しい仏像さんに代わっています
しかしスマホではやっぱりピントが…私「これは薬師寺の東院堂の聖観音さんですね」
マスター「流石ですね」
私「この観音さんは良い顔しているなァ~」
マスター「ところでまたコロナが流行ってきましたね」
私「私も気になっていますね、また緊急事態が出たらこの店も客足が…」
マスター「もうこれ以上感染が広がらないことを願うばかりですね」
私「この観音さんにもお祈りしておきましょうかね?(笑)」
なんて会話をしてきました
じつは私の家族も再来週予定してた家族旅行も大事を取ってキャンセルしました
ホテル予約の「キャンセル料」がかかる時期だったので、昨日恐る恐るホテルに電話したら「いえいえ、こんな時期なんで仕方ないですキャンセル料は今回はかかりません」と言ってくれてホットしました…
感染がこれ以上広がらないことを観音さんにお願いしてコーヒー店を後にしました
- 2022/01/15(土) 09:06:37|
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先日行った「書写の里・美術工芸館」にて
この工芸館では、姫路市の特産工芸物の展示や職人による製作実演もやっています
当日は姫路の民芸品である「姫路コマ」の実演が行われていました
電動の「木工ろくろ」を廻して木を削っていきます

手で削って形を作っていきます
まさに職人の手捌き

絵付けされ完成した「姫路コマ」です
少しアンダーに撮ったりしてそれ以外にも「姫山人形」の製作実演、「姫山はりこ」などの展示がありました
姫路の特産工芸品なんてあまり知らなかったなあ
お恥ずかしい…
皆さんの周りにも私のように「まだ知らない地元民芸品」があるかも…
- 2022/01/13(木) 18:32:07|
- 写真散歩(姫路市内)
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