「奥播磨かかしの里」にて

ここは姫路市北西の端に位置する、山に囲まれた安富町にあります

この安富町の関地区の人口よりも多いかかしさん達(約130体)が、この地を訪れた人たちを和ませてくれます

地元出身のある男性が、生まれ故郷の過疎化・高齢化をみて「地元を盛り上げよう」と独学で人形制作を始めて現在に至っています
今でも定期的に人形を修復して「リニューアル」し続けているそうです
私はここを何度も訪れてますが、同じかかしで衣装が新しくなっているのをあちこちで見かけます
更に県内の別の地区からの依頼で設置したり、イベントで貸し出したりしており、今ではこの地に都会からバスツアーもやってくるようになったいます
しかしそれらをほぼその男性一人でやっているのをみると感銘せざるを得ませんね
今回のカメラとレンズは、私が持っている中で一番古いカメラFinepixS3ProとSIGMA24-105㎜f4

フジらしい色合の濃い表現と、ピントが合った場所のシャープさが際立っているので、私の好きな組み合わせの一つです
爺さん「ばあさんや、もっと力を込めて押してくれ」
婆さん「爺さんや、もっと強く引っ張ってくださいな」

孫「じいちゃん、釣れそうかな?」
爺さん「冬になったんで難しいぞ…」

かかしの里の授業参観です

ここには懐かしいものも多いです
懐かしい脱穀機だ、足で踏んで回すやつですね

本格的な冬に備えて薪が積んであります

このような無住の家があちこちにあります

お婆さんとお孫さんかな?
でも時刻表を見たら、2時間に一本しか通らないです…

今回の組み合わせです
19年前のカメラなので解像度なんて気にしなかったらまだまだ現役です
でもサブダイヤルが壊れて「絞り優先モード」では、カメラ側のダイヤルで絞り値を変えることが出来ないです
今後のためにもう一台手に入れようかな?なんて一瞬思ったりして
でもネット上では「状態の良い個体」なんてもうなかなか見つからないですね

最後は縁側で擂鉢を回すお婆さん

本格的な冬になったら、この地も雪が積もります
以前雪が積もったかかしの里を撮りに行きましたが、今の車用のスタッドレスタイヤはまだ手にしていないので、今度来るときは春以降になりますね
この時は風が吹いてチョイ寒かったけど、一瞬だけでもホッコリしました
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- 2023/12/10(日) 06:27:38|
- 写真散歩(姫路市内)
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今朝の早朝散歩にて
最近完成した高級マンション
入り口が高級ホテルかと思うくらいに豪華です
聞くところによると、最上階は「億ション」らしい

朝の6時前はまだ真っ暗です

JR姫路駅の展望デッキからお城方向を望む
何にも見えません

商店街も人通りはまだ無し

パーキングの「空」を撮る
「空」を見て「般若心経」をまず思い浮かべる
私って変かな??
「空」について考えた…チョイ難しい話なのでスルーして頂いて結構です(笑)
「空」とは「何もない無い事」って思われがちですが、仏教的には「固定的実体」が無いという意味で捉えられています
例えば…
ここに男性が2名います
左の男性は右の男性に比べて背が高く太っています
右の男性は背は低く痩せています
しかし更にもう一人やってきて、左の男性より背が高く太っていたらどうなりますか?
背が高く太っている左の男性が「中くらい」の人に変化します
この男性たちに与えられていた「属性・ラベリング」が変化したことになりますね
属性や肩書などは状態、月日によって変化し固定的ではありませんね
男性たちの「背の高さ」・「太っている、痩せている」なんて細いラベリングが状況によって絶えず変化する
つまり「固定実体がない」
「空」という事になります東の空が明るくなってきました
時間は常に動いていて周りもそれに合わせて変化していきますね

絶えず変化する、移り行く世の中で
一つのことに拘り過ぎるなってことでしょうね
「空の思想」って先週に続いて2週連続のコーヒー店

今日はいつもの「マンデリン」をやめて「ハワイコナ」っていう、チョイお高めの豆を選びました
でもいつも「マンデリン」の方が自分には合うなあ…
ここは「拘り」を入れさせてください(笑)
- 2023/12/09(土) 11:03:05|
- 仏教
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先週の土曜日に、私の住む町のクリスマス会が行われました
主催は町の自治会、子供会、青年会、で町内の小学生たちが対象です
私は町の自治会役員であり校区のスポーツ施設管理も担当しており、私の方で小学校の体育館を教頭先生にお願いして4時間予約し借りておきました
もちろん準備から後片付けまで私は手伝いました
色々なアトラクションやゲームなど
青年会が中心となって、子供たちが楽しめるように工夫を凝らしてスケジュールを組んで進めてくれました
ゲームでは小学生VS自治会のオヤジたち(私も参加)で、ピンポン玉を「お玉」で運ぶリレーや玉入れなど

最後はビンゴ大会

まあ「異世代交流」の意味もあって、オヤジの私も正直楽しめましたね
祭り以外での子供たちとの交流って殆どないですから、こういう機会は大事ですね
子供たちの評判も良くて「来年もやってほしい」との意見
毎年の恒例行事になるかもね
- 2023/12/07(木) 07:01:15|
- 日記
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マクロレンズでのスナップを楽しんできました

市内の「梅ケ谷地蔵尊」です
風で並んだ提灯が揺れています

マクロレンズって、接近戦やクローズアップだけって認識もありますが、私は積極的にスナップにも使いますね

今回はNikonのD810とTAMRONのマクロ90㎜f2.8VCの組み合わせ

お堂には水子供養で無数のお地蔵さんたちが並んでいます


難しい話をすると…
マクロレンズって本来は、小さなスケールの被写体をクローズアップするレンズだけと思われがちですが、被写体のディテールを強調できることで、風景やモノに対しての(見た目の)解像感が高まるレンズとも言えるんじゃないかと思います
つまりエッジ(輪郭)を際立たせることで、スナップにおいて狙いたい被写体を強調さたいときに積極的に使えるかとは思います

このTAMRONの90㎜マクロを2か月ほど使って感じたことは、一言で言うと癖がないけど全体的に高レベル(優等生)だな~って感じですね
今まで積極的に使ってきたNikon55㎜マクロは、シャープかつ高コントラストだったので、被写体によってはチョイ違和感があったのも事実だったけど、このレンズは被写体を選ばずにそして高レベルな画像を出してくれますね
NikonのD810で使うことでよく分かりましたね

背後のボケも優しいではないか…

このTAMRONマクロ90㎜シリーズが長年、愛されてきた理由がチョイ分かったような気がします

狙った被写体を「いい塩梅」で際立たせてくれる

APS-Cのカメラだと90㎜は画角的にチョイ狭いですが、フルサイズだとモノを際立たせるスナップで積極的に使えそうですね
年明けに大阪あたりにD810を持ってスナップを撮りに行く予定
SIGAMAの24-105㎜も当然装着して行きますが、この90㎜マクロも持って行こうかな
でもさすがに2本を持って行くとかなり重量が嵩むので、それが悩ましい
- 2023/12/06(水) 06:56:13|
- 写真散歩(姫路市内)
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室津漁港の帰りに、「新舞子(しんまいこ)海水浴場」にも寄ってきました

去年の初夏、海水浴シーズンが来る前にもここにきて「海のキラキラ」を撮っていました
まずは海の安全を守る「波切り不動」さんと「白龍大明神」にお参りします

この時は晴れていましたが、風が強くて寒かったです

ワンちゃんと散歩しながら、砂浜のゴミを拾っている女性
ご苦労様です

風が無かったら暖かかったのになァ…

finepixS5ProにSIGMAのフルサイズ用の24-105㎜の組み合わせ
波の描写と、海のキラキラが思うように写せました
私にとってこれは黄金の組み合わせとなります

この時はチョイ薄着だったので、早めに帰ることにしました
本格的な冬の足音が聞こえ始めました
- 2023/12/04(月) 07:48:59|
- 写真散歩(姫路市内)
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市内の室津(むろつ)漁港に行ってきました
9月の炎天下の中ここにやって来て、家に帰った後熱中症になってぶっ倒れた記憶が新しいです…

いつものように漁港内をあてもなくブラブラ…

先日養殖カキの水揚げが始まったばかりなので、カキを求めに来た人たちや漁師さんたちが多くいて、撮影にも気をつかました
結局撮れる範囲が限定されましたね(残念)
獲物を探してウロウロするネコ

それでも大好きな錆びはアッチコッチで見られました
ここで獲ってきた魚を焼いたらさぞ美味しかっただろうなァ

リヤカーの車輪かな?

防波堤には釣り人が何人か
この時はいい天気でした

陽に照らされて鈍く光るリヤカーのフレーム

この青空の色はフジのFinepixならではの色!

周りに人が多かったので、別の場所へ移動しました
天気が良かったので、海に反射する太陽のキラキラなんてのを狙うためにこの漁港を後にします
続く
- 2023/12/03(日) 07:20:35|
- 写真散歩(姫路市内)
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今朝の早朝散歩より
朝6時半の市街地です
まだ夜明け前


土日のたびにイベントをやっている、お城前のイベント広場
なにやら水槽のようなものがたくさん設置されている…

これは毎年恒例の、鯉の品評会ですね

市街地の「本町商店街」です

この地「姫路本町」は終戦直後は焼け野原となり、市民たちはバラック建ての家屋を立て住み始めたそうな
そして大陸から引き揚げた人たちが中心になって、商店街を形成しかなり賑わったそうです
この書店は今から四十数年前に、高校生の私が帰宅途中によく通ったお店
チョットHな雑誌や(笑)、電気科だったので資格試験の専門書籍などを買ったり、立ち読みしたり…
鬼瓦のような強面オヤジの店主でしたね、閉店して20年以上になるかな…

今は閉鎖されている囲碁クラブ

この辺りに確かジャズ喫茶があって、「背伸びをしたい」高校生だった私はよく通っていました
平成になって再開発されてから、ここに住んでいる人たちはめっきり減りました
空き家が目立っています

商店街から一歩路地を入ったら無住の家ばかり…

今も繁盛している商店街なら、建物を壊しては次の建物がすぐできる、再生しまくっているんですけどね
ここは戦後から賑わった百貨店跡で、高級マンションが建つ予定です

二週間ぶりのコーヒー店

今回はレジの店番をしているお婆さんがお休みで、マスター・社長とも忙しくて会話無し
早朝散歩は最近は同じようなコースばかりで、撮るものが無くなってきたのも事実
次回からコースを変えてみようかな…
- 2023/12/02(土) 08:38:11|
- 写真散歩(姫路市内)
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写真ネタが尽きたので久々の独り言(テキトーに流してください)
スナップ写真が好きです

snapは英語で「(機会などに)飛びつく」という意味があるそうです
英語ではsnap a photo などというように使い、その意味の通り飛びつくような撮影らしい

言い換えれば、目の前の光景や、出来事などの「一瞬」を撮る
つまり「刹那(せつな)」、決定的瞬間を撮るのです
だから二度と訪れない一瞬に幾つ出会えるか…

そんな一瞬に出会えなくても、何気ない景色でファインダーを通してみると「特別」だと思う瞬間ってあります(私だけかもしれないけど)

何気ない景色…

カッコよい写真、人に見てもらいたい写真なんて全然目指していません
あんまり拘り過ぎると、意識しすぎてシャッターを切れないというパラドックスに陥ったりする

自分の意識がいっぱいになってしまうと視野が狭くなってしまうこともあるんで、気になったものがあったら「とにかく撮る」精神でたくさんシャッターを切ってみる

そんな感じでいつもカメラを持ってブラブラしています
高校の時に、私は放送部に所属していながら、なぜか写真部の暗室に入り浸りでした
「お前は放送部だろうが!」って顧問の先生は言いながらも、写真のいろはを教えてくださいました
先生は山岳写真や風景写真が専門だったようですが「スナップ写真なんてルールなんてないからな」なんて言っていたような気がします(40年以上前の話なのでよく覚えていませんが)

そんな感じで写真散歩の時は撮るテーマも決めずにブラブラしています
どんな気になる光景や一瞬に出会えるかワクワクしながら
- 2023/12/01(金) 06:43:12|
- 独り言
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